省エネ住宅とエコキュート
地球温暖化や酸性雨などの問題が世界的に深刻になっていますが、日本でも、省エネルギー対策が強化され、家庭でも省エネルギーに配慮した生活が強く求められています。
「エコキュート」の導入は、家庭における省エネルギー対策の一つですが、正式名称を「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」と言います。
エコキュートは、ヒートポンプで空気の熱を集め、湯を沸かす高効率給湯器で、従来の燃焼性給湯器と比較すると、役30%の省エネルギー効果を期待できます。また、エネルギーを消費するときに排出するCO2を約50%も削減することができるのです。そして、エコキュートは、従来の給湯器と同じ使い勝手ですが、地球温暖化の元凶である二酸化炭素をリサイクル活用し、大幅に省エネ効果をあげる画期的な給湯機として高く評価されています。エコキュートによって湧いた湯は風呂や調理、最近では温水床暖房やパネルヒータ-にまで利用できるなど、開発研究も進んでおり、近年では各電力会社や給湯機メーカーが競って開発、販売しています。
ただ、エコキュートは設備を置くスペースが必要なこと、寒冷地に対応していないことなどのデメリットもいくつか指摘されており、今後さらに改善が求められています。しかし、最近では、設置場所も、かなりニーズに応えた薄型のものが作られ、すっきり収納できるようになっていますから、今後の、更なる普及が期待されます。
省エネ住宅では、経済性も重要ですが、エコキュートは初級費用がかかります。しかし、家庭のエネルギー消費量の三分の一を占める給湯に対し、省エネ住宅の普及に国をあげているわが国では、「エコキュート導入補助金制度」を導入し、高効率給湯器であるエコキュートを導入する際に、援助が受けられるようになっていますから、経済負担は軽減されます。
是非とも、この地球に優しい「エコキュート」をご自宅でご検討されることを望むとともに、今後さらに普及し、省エネ住宅が増えることを期待したいと思います。
